ピンクなモドキ |
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2022年9月18日(日) |
上手く色が写せなかったんだけど、一部がピンクなバッタ。
うん、色がね、ちゃんと写らなくて。
あっちこっち色の違う場所、光源の位置が違う場所、くっつけては試し試し~ので、これが一番マシに見えるやつっす。
肉眼では結構ピンクなんだけど。 |
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因みにこれが一番最初に見つけた時の1枚目。(暗っ)
全然ピンクに写ってねぇ。(苦笑)
さて、このスリム~で頭が尖ったバッタ、3種類(国内の在来種)いるうち、小さいオンブバッタと大きいショウリョウバッタのオーソドックスな緑のやつは頻繁に見てて特に珍しくもなく、あまりに当たり前過ぎて今まで写真を撮った記憶さえ無かったりします。
で、これは残り1種のショウリョウバッタモドキってやつで、オンブバッタよりは大きく、ショウリョウバッタよりやや小さい種類です。
そもそも名前からして「ショウリョウバッタモドキ」ってくらいなのでショウリョウバッタと似てて、おそらく一部がピンクになってなかったら「モドキ」だと気が付かなかった可能性大なのれす。(わざわざ近寄って見ないし)
あ、誤解の無い様念押ししますが、たまたまこの個体が一部ピンクなだけで、普通のショウリョウバッタモドキも緑なのが大半です。(笑)
和名:ショウリョウバッタモドキ 学名:Gonista bicolor
直翅目(バッタ目)、バッタ科、ショウリョウバッタ亜科。 |
これは一部ピンクなせいで判り辛いが、ショウリョウバッタとの違いは、成虫は緑でも顔から(正確には触覚から?)目のところを通っている線が薄ピンクで翅まで直線に繋がってるのと、脚が短いところ。
あと、この写真の様に脚を身体にピッタリ沿わせてるのが通常姿勢。
そもそも普通の緑のショウリョウバッタと、緑のショウリョウバッタモドキの写真を撮ってないので説明し辛いんだけどね。(汗)
緑じゃないけど、脚の長さの違いだけならよく判る写真があったので引っ張り出しておきまふ。 |
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2019年8月30日(金) |
かなり大きさも違って、めちゃくちゃデカイんだけど…まぁ比較対象が両方の写真に写ってないので無意味ですな。
緑のものが大半で、たまーにちょこっと模様が薄く入ってたり、茶褐色なのがごくたまーにいたりはするんだけど、茶褐色で、しかも模様がクッキリ濃く全体的に入ってるのに遭遇したのが初めてだったので珍しく激写したものでふ。(但しショウリョウバッタ自体は珍しくないので今までアップはしてなかったwww)
和名:ショウリョウバッタ 学名:Acrida cinerea
直翅目(バッタ目)、バッタ科、ショウリョウバッタ亜科。
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上のモドキと比べると脚の長さがかなり違う。
長~い脚はその長さゆえか、身体に沿わせてる事はほぼ無い。
めっちゃ余談ですが、学名を調べるためにバッタを調べてて驚いた話をついでに。
ショウリョウバッタモドキ、絶滅危惧種としてレッドデータに載ってるやないか。
※山陰両県では準絶滅危惧種の扱い。
もひとつ。
亜科が違うけど、スリム~で頭が尖った小さいバッタ、オンブバッタ(オンブバッタ亜科)、ここ近年外来種のアカハネオンブバッタってのが勢力を拡大してきてるらしい。(おいらは名前でさえ初めて聞いた)
近畿地方だと在来種と同じくらいいるらしく、四国や岡山でも確認されてる事から山陰にも既に生息している可能性はあるんじゃないかなー、と。
※一応、沿岸に沿って西へと勢力拡大してるそうなので微妙ではある。
翅閉じた状態だと見分けが付かないらしいけど、前翅じゃなく後翅が赤いそうなので今度からオンブバッタ見つけたら捕獲して翅の確認をしてみたいな。 |