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クロスジフユエダシャク

学名:Pachyerannis obliquaria
シャクガ科(Geometridae) エダシャク亜科(Ennominae)
2014年11月24日 (月)
寒さも日々増してきて「今年ももうシーズン(蛾の)終わったなぁ」とか思ってたんすが、それは単にオイラが冬こそ本番!という種に出会う機会があんましないからに過ぎません。
なんせほら、職場で仕事中に出会うコ達を撮ってるだけだから。(たまに自宅もあるけど)
わざわざ採集や撮影に出かけてるわけでもないし、つか、そもそも普段の生活が職場と自宅を往復するだけの引き籠もり同然だし。(爆)
と、まぁ前置き長過ぎですが。
冬本番の種、初登場〜!(ドンドンパフパフ〜)
冬の尺蛾、フユシャクは国内に35種いるそうですが、フユシャクの特徴として最大なのは♀メスの翅がめっちゃ縮小してたり完全に欠如しちゃってたりしてまったく飛べない事でしょう。
そーんなワケなので、メスが職場に飛来する確立が0%である以上、オイラがフユシャクのメスに出会う事なんて…多分この先も無いんでしょうが、♂オスはちゃんと飛べますからね、冬も諦めずに目を光らせておくべきでしたね!(鼻息)
蛾の中には成虫の口が退化してて「オトナになったら飲まず食わずで子孫を残すためだけに生きる」って種が複数いますが、ご飯食べないだけでも驚くのに飛びもしないって凄くね?
飛ぶというエネルギーをめっちゃ使う事をやめ、メスは本当に産卵のみに全てを費やすんですよね…凄いわ。