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シロオビドクガ

学名:Numenes albofascia
ドクガ科(Lymantriidae)
2014年9月18日 (木)
結果論(?)から先に言えば「写真撮っておいて助かった…」の一言につきるです。
実はコレ、UPして編集してるのは撮影日の翌年である2015年の7月だったりするのです。
既に修正編集済みですが、コシロオビドクガの♀メスの写真をずーっと長い間(4年も)シロオビドクガとして同定間違いをしておりまして。
ずっとコシロオビドクガという別種がいるという事実に気付いてなかったんですよね、図鑑(みんなで作る日本産蛾類図鑑)にもちゃんと載ってるのに完全に存在を見落としてまして。
有難い事に先日六虫会でお会いした方(許可いただき忘れたので一応お名前は伏せておきます)に教えていただいて初めて間違いに気付いたっつー笑い話です。
まぁそんでもってー、この下の♂オスのところにも書きましたがこの月にはメスを3回くらい見てたんすが、運良くそのうち2枚は写真が撮ってあったんです。
既出種だと思ってたのでフォルダの中に入れっぱなしでしたが慌てて確認のため見直しましたよ。
2枚のうち1枚が既出の(同定ミスってた)コシロオビドクガ♀で、1枚はシロオビドクガ♀だった…ってワケです。
個体差だと思ってたら別種だったよ!(大爆笑)
てか、マジで写真撮っておいてヨカッタ…。(内心ガクブル)

既出だと思っても一応撮影しとく方が後で困らない、って何回目か分からんけど今回程強く思った事は無かったのでした。
でも、このコ、まさか別種だと思ってなかったから後翅やら裏側の写真は撮ってねぇんだわ。(苦笑)
2014年9月15日 (月)
ページ数の都合で順番の後先変わってますが、こっちが数日前に撮った先の写真です。
今月に入ってからメスの方は3回くらい見てたんすが、初めて、やっと、ようやっとオスも見れました〜。(※このコメント編集時のメスを3回、というのは実はシロオビドクガとコシロオビドクガの違い、別種だという事実に気付いておらず同一種だと勘違いした上での3回です)
最初はちと高い場所にいたんすが、ホタルガじゃないよな、あのサイズ…多分シロオビドクガのオスだよな…おりてこい、おりてこい、おーりーてーこい〜…と念を送っておりました。(笑)
微妙な高さまでおりてきたんで脚立使ってパシャリ。
ちょっと擦れてきてますが十分種の判別可能なコでラッキー。
雌雄差がハッキリしてる種ということで、前翅の表側は一目瞭然なんすが、せっかくなので後翅や腹部、裏側も見たいじゃないっすか。
…後翅の表側と腹部は写真には撮れませんでしたが、ひとまず裏側だけは何とか。
毎度の如くの微妙な半透明ケースなのですがね。(苦笑)
せっかく翅を開いてもすぐ閉じちゃってね〜、シャッター切れる頃にはすぐにこの姿勢に戻っちゃうんだよね、ちくしょう。
メスが黄色だったのに対し、オスは黒です。
※腹部裏側に黄色いスジ入ってますが、表(?)というか背側(?)や側面は黒いです。
★同じ属(Stauropus)の仲間★
コシロオビドクガ