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イボタガ

学名:Brahmaea japonica
イボタガ科(Brahmaeidae)
2016年4月6日 (水)
鳥取県米子市淀江町中西尾
春の大型美麗種その2。
因みに飛来した順ではないです、単に写真撮った順なだけ。

イボタ様(イボタガにはどうしても「様」を付けたくなる)は実は初見ではないのですが、鳥取県産を自分で採集したもの、という意味では初めてなのでこのページにまとめたいと思います。
この下に遡った日付の写真を追加しますが、初めて実物を見たのは先月で、幼虫から(卵から?)飼育されたもので、蛹から羽化した個体でした。(詳細は後述)
その後、4月3日に隣県に仕事で行った時に(つまり職場ではあるな…)前夜飛来したと思われる野生の個体を発見、本当はそれをページ作成して更新するつもりでした。
そしたらその2日後、つまりこの写真の前日に地元産にニアミス(まさに終わってお片付け中に飛来し、あまつさえ流れの速い用水路に着水しアッと言う間に遥か彼方に流されていきました)、あ〜、残念無念悔しいなぁ〜とか言ってたらちゃーんと空気を読んでこの日も来てくれましたよ拍手喝采!
2016年3月7日 (月)
Yさんから1月末に蛹を頂いたのですよ、Yさんも他の方から頂いたそうなのですが、5つのうち3つをわけて下さったのです。(優しいなぁv)
北海道産で、飼育された方はどうやら有名な方らしく検索したら数件ヒットしましたがここでは一応伏せておきます。
で、その蛹が3月7日の朝、夜勤終わって帰宅したら羽化してまして。
「おおおおおお、生イボタ様御降臨〜」と朝から騒いでしまいましたよオイラ。
ずっと見たかった種を初めて見た嬉しさもありますが、ちゃんと羽化するのか不安だったのもあるので無事に羽化した嬉しさも大きかったのです。
翌々日の3月9日に2頭目も羽化。(自分では翌日の感覚だったけど写真の日付が翌々日だった…勤務が昼夜バラバラなので感覚がおかしいだけやな)
最初のを即殺虫してないのは単にオイラが眺めまわしたかったからです。(核爆)
せっかくの羽化新鮮個体の翅が少し破れてしまってて後悔しましたが。(苦笑)
お顔拝見〜♪
ラブリーvvv
※余談ですが残る1つの蛹、1カ月経過しましたが羽化してまへん…死んでるのかなぁ?(…)

で。
この時点でイボタ様のページを新規作成するか少々悩みました。
自分で出会ってないしな〜、自分で飼育したワケでもないしな〜、県外産だしな〜(しかも本州ですらないしな〜)等々の理由と、「今年まだ自分で出会うチャンスはあるぜ!」と鼻息荒くした結果、約1ヶ月後に無事に仕事中に自分で発見したのでした、万歳w
2016年4月3日 (日)
野生個体に初遭遇、やっぱり神々しいのであ〜る。(島根県松江市産)
仕事中に計量器のすぐ近くで発見して、休憩時間までそこにいてくれよぅ、と祈ってましたw
休憩時間になったら即捕獲して急いで車の中へ!
この写真では分かりませんが、実は腹部側面がちょっと踏まれてアイタタタな状態。
まぁあんな場所にいたからスプラッタになってなかっただけマシなんだけど。(汗)
帰宅して即展翅〜。
こうして並べてみるとサイズの違いがよく分かるなぁ。

余談的言い訳その1、鉛筆書きの日付メモ、間違ってます。
余談的言い訳その2、上の(左の)2頭、展翅した当初は腹部は真っ直ぐでした。
乾燥中に頻繁にチェックしないとダメやね、やっぱし。(苦笑)
サイズと色合いが違うのはたまたまの個体差なのか、産地の差なのか、はたまた飼育個体と成虫採集個体の差なのか。
展翅テープ被って見辛いけど、明らかに先月の羽化個体の方が淡い色合いです。
因みにこの更に下(右)に6日に採集した地元産を並べましたが、3日採集の隣県産とほぼ同じサイズで、色合いも同じくらいの濃さでした。