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タケカレハ

学名:Euthrix albomaculata directa
カレハガ科(Lasiocampidae) ホシカレハ亜科(Gastropachinae)
2011年9月23日 (金)
同定に散々迷ったんだけど実はヨシカレハの可能性も大。(おぃ)
幼虫は害虫とか刺されて痛いとかでわりかし有名やね。
このアングルの写真ではイマイチだけど触覚が見事なフサフサ。
もちろんオスですね。
2015年9月24日 (木)
鳥取県米子市岡成
このコは触覚が細いメス♀。
実はいつものようにケースの中に産卵されて、特徴的な卵だったんで撮影したんだけど…最近携帯やPCの調子が悪いせいか、取り込む際にファイルが壊れる事が多々あって…まぁつまり画像ファイルが壊れてたんだな。
2016年3月14日 (月)
卵写真は失敗したが、孵化したというか…孵化してしもうたので幼虫写真を追加しておくのら。
うん、撮影時の卵をよくある「チャック付きビニール袋」(※正式名称知らんのだけどこれで通じる?)に入れてたのを廃棄せずにずーっと置いてたのね。
で、それがまた孵化しちゃったのね、別に飼育する気はこれっぽっちも無かったのね。(またかよ…)
フトスジモンの時に餌の確保に苦労した事もあるけど、タケカレハの幼虫は痒くなりそうだからってのが飼育放棄の最大理由。
密閉袋の中で特に何の管理もせずに約半年も放置してたけど酸素も温度も湿度も問題なく卵越冬してたんだなぁ…すげぇや。
ああ、一応食草の生えてた野外に放しました。(笹の葉の上にくっつけといた)

正直ピント合ってないけど、まぁ初齢幼虫の写真って事でアップ。
2016年4月30日 (土)
鳥取県東伯郡琴浦町山川 船上山
この日最初にお出迎えしてくれたのはこの幼虫。
カレハガに確かこんな感じのいたなーって思ってたけど、そ、そうか、先月オイラが飼育放棄した幼虫の成長した姿がこうなるのか…と種類が判明した瞬間ちょっち苦笑しちゃった。
写真撮ったし…さてどうするか、また放すか育てるか…悩む。
わりかし顔のアップが上手く写ったので追加。
しかしこれ、何齢なんだろうな?ちょうどオイラの人差し指とほぼ同じサイズなんだけど、成虫の大きさ考えたら多分もっと大きくなるよね?みたいな。
横からの写真は失敗したんだけど、検索で出てくる写真の多くは側面に青灰色っぽい帯があるのが大きく見えるので(この個体はまだ横は黄色っぽいというかクリーム色一色しかない)多分中齢で、も少し育つと横が青っぽくなるんじゃないかと推測。
恐ろしく食べる。(結構な量の餌を取りに連日出かけるハメになったよトホホ…)
↑上で、中齢じゃないかと推測していたけど終齢でしたよ大笑いw
約半月の間、脱皮する事もなく、5月15日に繭を作り始めました。
この写真では分かり辛いですが、中でモゾモゾ繭を作ってる最中です。
翌日にはもう中が透けないくらいになってたので完成かな?
拾ってきたコ(上の)は結局29日に無事羽化し、即オイラに殺されました。(爆)
これがまたメスだったのですが、標本作製中(乾燥中)に様子を確認してみたら…息を吹き返してたらしく卵発見。
ちゃんとした卵の写真のリベンジ代わりにアップしときまふ。
つか、未だに殺虫の加減が分からん。
これは羽化個体なので無精卵ですが、成虫採集品が生き返って産卵し、乾燥確認時に孵化したて初齢幼虫の干からびた死体が展翅版にくっついてる事も。(滝汗)
★標本写真★
採集地  鳥取県米子市岡成
採集日  2015年9月23日