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シンジュキノカワガ

学名:Eligma narcissus narcissus
コブガ科(Nolidae) シンジュガ亜科(Eligminae)
2015年11月10日 (火)
悔しいくらいにハゲて薄くなっている模様。
このコはザーザー雨が降って濡れまくって一面水たまりになった地面に仰向けでひっくり返ってもがいていた。
こんなに大きいコでもあんなに水がいっぱいあったら翅がくっついて起き上がれないわな。
実は発見してから救出するまで30分くらい経過してたんだけど(仕事中なのでなかなかすぐに、とはいかないのだ…接客で)30分も水たまりでもがいてなかったらこんなにハゲてなかったかも?と思うと悔しくてたまらないのだ。
裏側の黄色い部分が目立ってて、何だろー、少し縦長で見た事ない初見さんの裏側っぽいなー、早く確認したいなーとか思いながら救出したらかろうじて残ってる模様を見て驚愕、以前から見たかった、模様の一部だけでも一目瞭然の美麗種シンジュキノカワガだったー!(涙)
まぁ禿げてんだけどね。
救出したてのズブ濡れ状態よりは乾いた分まだ残ってる模様がマシに見える。
仰向けのままかなりもがいてたからな…仕方ない。
これで完品に出会いたいという気持ちもより一層強まったワケですよ。
裏側も実はわりと鱗粉が剥げている。
黄色いのは判るけど、水たまりの深さがわりとあったので翅は前翅の表面だけでなく、後翅の裏側が濡れるくらいにひたひた浸かっていた。
余談だが、その状態で脚をかきかきともがいてる姿は妙に可愛かった。(爆)
★標本写真★
採集地  鳥取県米子市二本木
採集日  2015年11月10日