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キマダラコウモリ |
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学名:Endoclita sinensis コウモリガ科(Hepialidae) |
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2015年6月18日 (木) | ||
ずっと飛んでる間中、そのサイズから「あ、なんかスズメガ来た、早くどこかとまれ」とか思ってたんですが…とまった姿がちょっと変で。 このコウモリガという種類、三対ある脚のうち二対、つまり前脚だけじゃなく中脚も前に出してとまるんすね。 しかも前脚だけが毛深い。 おお、コウモリガ科初めてやん!と即ケースをおっかぶせて捕獲。 で、とりあえず仕事が一段落してから撮影しようと置いておいたんすけどね…既に何種類目かわかんないけどこのコもケースん中で産卵してました。 ケースの中にめっちゃ黒い小さいモノがいっぱい。 とりあえず卵の事は後で書きますw |
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ちょっと時間が出来たのでいざ撮影&観察♪ 何だか触覚が随分ショボイです。 メスだからという事を差し引いたとしてもこのサイズの蛾としてはめちゃくちゃショボイ! これはもしかしてコウモリガ科が原始的な種類の蛾だからなんでしょうかねぇ? 因みにこのコはキマダラコウモリという種類でしたが、画像検索して調べてみても、他のコウモリガ科のコ達もどれもショボイ触覚のようです。 |
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さて、では問題の卵。 一時捕獲中、ケースの中で産卵しちゃった例は過去複数件あるのですが。 まず驚いたのはそのサイズです、親(成虫)がこんなに大きいのになんて卵の小さい事か! それに大抵はケースにくっついてるものなんですが、どこにもくっつかずにケース中をサラサラと渇いた小さな砂の粒のように転がるばかり。(小さいのでコロコロじゃなくてサラサラって感じ) コウモリガという事は捕獲時に判明してましたが、種の同定やその他の事もまだ調べてないので撮影時には未だ不明でした。 帰宅後に調べて初めて知ったのがコウモリガは卵を通常空中で散布する形式で産卵を行う事、卵は粘着性なものが一切なくどこにも付着したりせずに転がる事等でした、正にその通りでしたけど!(納得しまくり) で、最初に撮影する時にケースから捕獲したコを出そうとして卵に気付いた時は真っ黒な卵がサラサラと転がってたんすけどね、撮影の最中一度翅を羽ばたかせ始めたので、「あ、ヤバイ、準備運動の暖機はじめちゃった、一時中止!」と再度ケースに入れたのですよ。 運良く間に合ってケースの中に入れた直後にぶんぶん飛び回り始めました。 そしたら何やらケースの底に今度は白いものが増えてくじゃありませんか、え?何?まさか今産卵してんの?飛びながら?と驚いたのです。(しつこいですが詳細を知ったのは帰宅して調べた後です) しかもこの時は、撮影前にあった黒いモノと違い、目の前で増えていくモノが白いので本当に頭の中は疑問符の嵐でしたよ。 なのでとりあえずこの卵らしきものも撮影しておこう、と思ったのでした。 因みに撮影後、お疲れさん〜と彼女は逃がし、ケースの中のブツだけは捨てずに持って帰る事にしまして(本当に卵なのか調べようと思って)、帰宅して飯やら一服やら風呂やらを済ませた頃にふとケースを見ると白黒ごま塩のように混じり合ってたブツは全部ただのゴマになってました。(でもゴマ粒より小さい/爆笑) 色が変わるんだ、ってのも新発見して面白かった。 それにしても…卵がこんなに小さいのも原始的な種類だからなんですかね?(聞くな) 色々興味ある事象が増えてきて調べたいんだけども、そんなに専門的な事はウェブ上には公開されてないのか…単に検索に引っかからないのか、残念。 |
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★同じ属(Endoclita)の仲間★ | ||
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