|
||
クロテンハイイロコケガ |
||
![]() |
||
学名:Eugoa grisea grisea ヒトリガ科(Arctiidae) コケガ亜科(Lithosiinae) |
||
2016年10月2日 (日) 鳥取県米子市淀江町稲吉 |
||
コレ、採集は2日だけど撮影は実は6日の早朝で既にお亡くなりになっている。 本当はなるべく早くに撮影して、展翅版が空いてるサイズなら殺虫して展翅、そうでなければ三角紙に入れちゃうのが良いんだけどなかなか時間的体力的問題で全部出来ないんだなー、そんで先についつい簡単そうなのからとか大きめのからやってると時間経過とともにボロくなったり死んだりするのが出てくるワケで。 なまじこんな風に(このコのように)、生前とあんまし変わらない姿のままご臨終しちゃってると死んでるのに気が付かなくて油断してしまったり。(触覚が丸まったり、ひっくり返ってたり、翅が閉じてたりしないから) 因みにここで白状すると、実はこの写真の酷いところは「被写体が既に死んでいる事」ではなく、「ケース内の小さい黒いモノの正体」だったりするんだな。 ええ、この黒いモノのおかげである意味この個体の性別判明しましたよ…アレ、卵から孵化した幼虫なんだな、しかも幼虫も既に死んでるという…。(撲殺) ※一応この御遺体はこのまま三角紙に入れて保存予定だけど、軟化で失敗しそうだな、と思っている。 |