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オオシモフリスズメ |
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学名:Langia zenzeroides nawai スズメガ科(Sphingidae) ウチスズメ亜科(Smerinthinae) |
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2016年4月6日 (水) 鳥取県米子市淀江町中西尾 |
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うしゃしゃしゃしゃ!(←※笑い声) 笑いがとまりません、狂喜乱舞ですよ、結果的にこの日は素晴らしく「見たくて狙ってた春の大型美麗種」が全部来たのです。 写真としてはイマイチ過ぎるんですが、生きてる間はあんまし大人しくしてくれなかったのでこんなのしかありません。 19時頃に点灯して約1時間経過後、デカイのが来ましたよ、超立派です、オオシモフリスズメ! すんごぃ霜降り模様、翅だけじゃなく身体も霜降りです。 写真撮影の為に最初の1頭をケースに入れたのですが、そりゃもう暴れまくりで大騒ぎ。 翅が痛むので三角紙に入れる、というのが凄く納得出来る暴れっぷりでしたが、幸い複数飛来したので最初のこのコはそのままケースで持ち帰り。(案の定帰宅後にはボロボロでしたが) そしてオオシモフリスズメは「鳴く」ので知られてますが勿論鳴きまくり。 暗くなるよう大き目の中身が見えない入れ物の中にケースを入れてたんですがずーっとバタバタ(翅音&ぶつかる音)キュイキュイいってましたからね。 てか、蛾はどこで鳴くんだろう? 蟋蟀(コオロギ)や鈴虫みたいに翅を擦り合わせて…はしてないし、バッタみたいに脚を擦ってるわけでもない、って事は蝉みたいに腹なんだろうなぁ。 |
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上の写真でも分かるんだけど、横から見ると凄い角度で尻上げしてるのが分かる。 ほぼ直角ですよ。 因みにケースの中には破れた翅と鱗粉が凄い事に。(苦笑) 鱗粉も凄い大きいのがあるの、流石なサイズ。 で、この写真でもちょっと開いてるんだけど、お尻の先、これってバルバとかいう把握器? 腹部先端は他の多くの蛾と違って鱗粉も毛も無くてツルツルしてるみたいです。 |
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ちょっと可哀想な写真ですが、標本にするのに必ず殺しますからそれを隠すかどうかの違いしかない、って事で殺虫中の様子からこれを1枚セレクト。 身体がそもそも大きいから肉眼でもよく見えるんすが、他の種類より大きく左右に開く様子が観察出来ました。 これでメスをガッシリ掴んで固定するんでしょう、多分。 真ん中にも何やら鉤爪のような器官が見えますが、これ以上詳細な写真は写せなかったので特に調べませんでした。 |