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フトスジモンヒトリ

学名:Spilarctia obliquizonata
ヒトリガ科(Arctiidae) ヒトリガ亜科(Arctiinae)
2015年9月6日 (日)
このくらい自力で同定せねば、とは思うんだけど確信持てずに掲示板で質問。(汗)
以前にスジモンヒトリを見てて、その際にこのくらいの模様の出方がスジモン、フトスジモン、どちらにも載ってて、うわぁ…こんなの見たら悩みそう〜…とか思ってたら正にそのくらいの個体が飛来しちゃったよ、みたいな。
因みに翌々日も別のコが来てたけど、そのコも同じくらいの模様の出方だった。
ある程度の個体変異がある種みたいだけど、その種にしか見られない種としての特徴が顕著に出てないと難しいなぁ。
2015年10月8日 (木)
上の写真のコ、ケースから出して撮影してるやつなので証拠が一緒に写ってませんがメス♀でした。
メスは高い確立で産卵しちゃうのですが、このコも産卵してまして…まぁいつもはすぐにケースを洗ってしまうので問題無いんですが、ちょっと怠けて放置してたら孵化しちゃいましてねぇ…えらいこっちゃ!(苦笑)
最初はどのコが親かも不明で、種類が分からんもんだから何を食べるのかも分からずマジで大焦り。
とりあえず…ある程度成長してこのコが親だと判明したんでココに飼育記録というか観察記録的なページへのリンクを追加しときます。
ココ編集してる現時点(2015/10/15)で、ほぼ全部の幼虫が5齢(多分、って程度の推測)で、未だ越冬形態が不明、そろそろマジで餌の確保がヤバイくらいに困難…この後どうなるのか…って感じです。
不明蛾改め、フトスジモンヒトリ観察日記(のようなもの)
孵化〜現時点までの写真、脱皮の様子等、写真の枚数はわりと多いです。
一部ですが動画もあります。(ガラケー撮影だけどね)
孵化してから種名が判明するまで3週間ちょい(つーか1ヶ月弱?)もあったのがある意味凄い。
若齢幼虫を見分けるのは難しい事を痛感。
そして越冬形態も不明のままだし。
ありふれた普通種でも生態等が判明してないものがたくさんあるんだなぁ、と。
※リンク先のページは随時追加編集して更新する予定です。
※羽化まで記載しましたので完結しています。
餓死しないよう、そして越冬が成功するよう、祈ってて下さい。(おぃ)
2015年12月13日 (日)
越冬失敗。
羽化しちゃいました。(…)
12月13日に最初のコが羽化してから、ちまちまちまちま…本っ当〜にちまちまと羽化が続きまして…翌2016年2月13日までで43頭(匹)の羽化を確認。
2月13日を最後に、これ追加編集してる3月22日まで新たに羽化したコはいないので、もしかしたら43頭で全部かもしんないし、羽化せずに失敗というか…残りが死んでる可能性もあり。(土をほじくって確認してないし、最初にいくつ入ってたかも数えてないので)
羽化失敗つーか羽化不全で翅がちゃんと伸びなかったコも3頭くらいいました。
観察日記的ページにもそのうち時間がある時に追加編集して更新する予定。
※羽化まで記載しましたので完結しています。
★同じ属(Spilarctia)の仲間★
スジモンヒトリ フタスジヒトリ オビヒトリ
★標本写真★
採集地  鳥取県米子市二本木
採集日  2015年9月6日